ニブルヘイム(5年前)

ニブルヘイムに到着した、セフィロス・クラウド・神羅兵士2名 セフィロスの指示を受ける、クラウドと神羅兵士 ティファの部屋に入ろうとするクラウド ニブル魔晄炉調査に向かう朝、集まった関係者

5年前、神羅カンパニーの任務で、セフィロスとともに訪れた故郷ニブルヘイムの様子をクラウドが回想する。

ニブルヘイムに到着
セフィロスは、クラウドに帰郷の心境を尋ねる。セフィロスは故郷が無く、彼の亡き母の名前をジェノバと言った。
セフィロス:どんな気分なんだ?
セフィロス:ひさしぶりの故郷なんだろ?
セフィロス:どんな気分がするものなんだ?
セフィロス:オレには故郷がないからわからないんだ・・・・・・
クラウド:ええと・・・・・・両親は?
セフィロス:母の名はジェノバ。オレを生んですぐに死んだ。父は・・・・・・
セフィロス:俺は何を話してるんだ・・・・・・
セフィロス:さあ、行こうか
兵士「たいくつなんだよな、見張りって」、クラウド「いつもの、やるか?」
クラウド:練習でもするか?
兵士:練習・・・・・・ああ、ポーズの練習か
兵士:ソルジャーは常に他人の目を意識しなくちゃならないってか?
兵士:・・・・・・どうだっけ?
兵士:・・・・・・こうか?
クラウド:うまくなったな!
兵士:俺、ソルジャーなんかになりたくないんだよねえ
兵士:ヒソヒソ・・・・・・(ウロチョロしてるとしかられるぞ)
セフィロス:魔晄のにおいがするな
バレット:ちょっと待った!!
バレット:な、あれじゃねえか?
バレット:セフィロスが言ってた母親の名前・・・・・・

話の途中で口を挟むバレット
バレット:ジェノバ・・・・・・覚えてるぞ! 神羅ビルにいた首ナシのバケモノだな!
クラウド:そのとおりだ
ティファ:ちょっとバレット。クラウドの話、ちゃんと聞かせて。質問はあとよ
バレット:でもよぉ、ティファ・・・・・・
ティファ:さあクラウド、つづけて
エアリス:幼なじみの再会ね!
クラウド:・・・・・・ティファにはおどろかされたな

ニブルヘイムの様子
クラウド:・・・・・・村はひっそりしていた
クラウド:みんな、モンスターを恐れて家に閉じこもっていたのかな?
クラウド:いや、俺たちを恐れていたのか・・・・・・

家族、友人に会う許可を得る
ニブル魔晄炉への出発を明朝にひかえ、クラウドは故郷を見て回る許可を得た。
セフィロス:魔晄炉への出発は明朝。今日は早めに眠っておけ
セフィロス:見張りはひとりでいいからおまえたちも休んでおけよ
セフィロス:そうだったな・・・・・・
セフィロス:家族や知り合いと会ってきてもかまわないぞ
兵士「はぁ・・・・・・ドキドキするなぁ」、クラウド「どうしてだ?」
兵士:いつ、モンスターがくるかわからないんだろ?

村人の意味深な態度
幾人かの村人は、クラウドを小バカにした態度を見せる。これは大見得を切って村を出た挙げ句、一兵卒として帰郷した彼が実際に受けた対応。写真を撮ろうとしている男性に話しかけた時に展開される会話はクラウドとザックスの3人で交わされたもの。「写真を撮れ」はザックスのセリフ。男性のセリフには、クラウドとザックスそれぞれのへの反応が混じっている。
男性:英雄セフィロスが来るってんで、カメラの用意して待ってたんですよ
男性「セフィロスとモンスターのツーショットが欲しいんです」、クラウド「危険だから家に入ってろ」
男性:はいはい・・・・・・(えらそうに)
男性:おろっ?(こいつはたしか・・・・・・)
男性:あんた・・・・・・クラウドくん?
男性:ふ~ん・・・・・・そっかぁ、そうなんだぁ

よろず屋に入ったか?
よろず屋に入ったか覚えていないのは、そこで受けた対応が「クラウドがソルジャーではなかった」事を裏付けるもので、思い出すと自我崩壊に繋がりかねないため、無意識に記憶の修正作用が働いている。
よろず屋:はい、いらっしゃい
よろず屋:あれっ? あんたは・・・・・・
クラウド:・・・・・・ここへは行ったのかな?・・・・・・覚えてないな
バレット:じれったいぜ! 関係ないなら先を聞かせろ!

クラウドを嫌うティファパパ
ティファの父親は、娘に近づくな、とクラウドにキツくあたる。7年前のニブル山での転落事故を根に持っている。
ティファパパ「ん? あんた、神羅の?」、クラウド「あんたは?」
ティファパパ:私はこの村の・・・・・・!?
ティファパパ:おまえ、クラウドだな?
ティファパパ:私を忘れたのか?
クラウド:ティファの・・・・・・
ティファパパ:そう。ティファの父親だ
ティファパパ:・・・・・・娘には近づかないでもらいたいものだな
ティファパパ:神羅にたよらなくても自分の村ぐらい守ってみせる!

自宅に入ったか?
クラウド:ここは・・・・・・俺の家だ。5年前の事件とは関係ないな

回想でクラウドの家に入り、仲間の催促に応えると、帰宅した彼が母と交わした会話が再現される。
バレット:でもよ、興味あるぜ
エアリス:わたしも! ひさしぶり、だったんでしょ?
バレット:聞かせろよ!
バレット「家族と会ったんだろ?」、クラウド「やれやれ・・・・・・」
クラウド:族っていっても・・・・・・
クラウド:親父は・・・・・・俺がまだ子供のころに死んでしまった
クラウド:だから母さんが・・・・・・この家には母さんがひとりで住んでいた
クラウド:ああ、俺、母さんに会ったよ
クラウド:母さんは・・・・・・元気な人だった。全然変わってなかった
クラウド:その何日かあとには死んでしまったけど・・・・・・
クラウド:あの時は・・・・・・本当に元気だった

クラウドと母の会話
クラウドの本当の身分を明かすようなやり取りは、ぼかされる。「ソルジャーの制服かい?」と母に言われ、返事をためらうのは、着ていたのが兵士の制服だから。
クラウド:あの・・・・・・
クラウドの母:は~い?
クラウドの母:クラウド!?
クラウドの母:おかえりなさい、クラウド!
クラウド:ただいま、母さん
クラウドの母:どれどれ・・・・・・晴れ姿、母さんにもよ~く見せておくれ
クラウドの母:ふ~ん
クラウドの母:ほれぼれしちゃうねえ
クラウドの母:これ、ソルジャーさんの制服かい?
クラウド:・・・・・・・・・・・・母さん、俺
クラウドの母:本当に立派になってぇ
クラウドの母:そんなんじゃ、あれだね。女の子もほっとかないだろ?
クラウド:・・・・・・べつに
クラウドの母:・・・・・・心配なんだよ
クラウドの母:都会にはいろいろ誘惑が多いんだろ?
クラウドの母:ちゃんとした彼女がいれば 母さん、すこしは安心できるってもんだ
クラウド:・・・・・・俺はだいじょうぶだよ
クラウドの母:あんたにはねぇ・・・・・・
クラウドの母:ちょっとお姉さんで、あんたをグイグイ引っ張っていく
クラウドの母:そんな女の子がピッタリだと思うんだけどね
クラウド:・・・・・・興味ないな
クラウドの母:ちゃんとゴハンは食べてるのかい?
クラウド:だいじょうぶ。会社が面倒みてくれてる
クラウドの母:そうなのかい
クラウドの母:あんた、料理なんてできないだろ?
クラウドの母:いったいどうしてるのかと思ってたんだよ
クラウドの母:ねえ、クラウド
クラウドの母:でもねぇ、クラウド
クラウドの母:そうだろ、クラウド?
クラウドの母:母さんはね、いつだって、あんたの
クラウド:・・・・・・・・・・・・もう、やめよう・・・・・・

ティファの確認
回想中、ティファの家に入ると、現在のティファが「私の家に入ったの?」と確認してくる。その後も、ティファの家で特定の行動を取ろうとするたびにティファが念を押し、それにどう答えたかによって、過去の行動(クラウドが過去にとったと見なす行動)が決まる。これらの行動とクラウドが自宅に入ったかどうかは、竜巻の迷宮でのクラウドのセリフに影響を及ぼす。
ティファ:ねえ、クラウド・・・・・・
ティファ「私の家にも入ったの?」、クラウド「ああ・・・・・・」
クラウド:ティファ、いるかなと思って
ティファ:クラウド・・・・・・
ティファ「私の部屋にもはいったの?」、クラウド「ああ・・・・・・」

ティファのタンスを調べたか
ティファの部屋でタンスを調べると「ちょっと背伸びのパンツ」を見つける。どう言い訳しても、現在のティファに責められる。
『ちょっと背伸びパンツ』を手に入れた!
ティファ「クラウド・・・・・・それ、本当なの?」、クラウド「冗談だ、怒るな・・・・・・」
ティファ:・・・・・・クラウド
ティファ:今はすごく真面目な話をしているんでしょ?

ティファ宛ての手紙を読んだか
ティファの机の上にある手紙は、よろず屋の息子が書いたもの。うしろめたいが、手紙を読んだ事、さらにその内容まで覚えている事を白状すると、全文が明らかになる。そこでクラウドが村の同年代の者から距離を置かれていたという事実や、ティファが村の男の子達のアイドル的存在だった事が分かる。(ティファに惹かれていたのはクラウドも同じ。)
クラウド:手紙だ・・・・・・
ティファ「もしかして読んだの? 私あての手紙」、クラウド「ああ・・・・・・」
ティファ「内容もおぼえているとか・・・・・・」、クラウド「はっきりと」
クラウド:俺は読んでしまった・・・・・・
クラウド:よろず屋の息子がティファに書いた手紙だった・・・・・・
『ティファ、元気か? ぼくは8日前ミッドガルについた』
『昨日はニブルヘイム出身の仲間たちが集まってくれたんだ。あ、クラウドだけは連絡先がわからなくて呼べなかったけど』
『でも、アイツはもともとみんなと仲が良かったわけでもないし  きっと呼んでもつまらないから まあ、いいんじゃないかってみんなと話してた』
『うーん。クラウドの話をしてもしょうがない』
『ミッドガルはすごいところだ。ぼくは、はっきり言って遅れていて、ダサダサのナントカって感じだった』
『スラムの人たちでさえ、部屋の中はとてもきれいなんだ』
『今はお金がないからスラムに住んでいるけど、いつかは本で見たようなオシャレな部屋に住んでやるつもりだ』
『・・・・・などと書いてみたが、そのためにはまず仕事を見つけなくちゃいけない。そうなんだ。まだ、仕事、みつからないんだ』
『両親には神羅カンパニーで働き口が見つかったってウソの手紙を出してしまった』
『もうあともどりはできないかな。実家のよろず屋を継げば良かったと思う』
ティファ「ねえ、クラウド・・・・・・それ全部おぼえてるの?」、クラウド「なぜか最後まで覚えてる」
クラウド:俺のことが書いてあったからかな・・・・・・
『ミッドガルについたばかりなのに、考えるのはニブルヘイムのことばかりなんだ』
『ねえ、ティファ。あのオンボロ給水塔はちゃんと動いているか?』
『宿屋のじいさんは元気か? ぼくの両親は毎日店をあけてるか? モンスターは襲って来ないか?』
『何よりティファ、どうしてる? もう何年も会っていないような気分だよ』
『きのうもみんなでティファの話でもり上がった』
『みんなティファが好きなんだ。でも、ティファはみんなのアイドルだったから、仲間を裏切ることができなかった』
『なーんてカッコつけてたけど、本当は告白してフラれるのが恐かっただけなんだよ』
『あ、これ以上書くとラブレターになってしまう!』』
『だから今回はこのへんで。じゃあ、元気で。また、手紙書くよ』
『P・S 返事すごく欲しい』

ピアノを弾いたか
ピアノを弾いたのかと尋ねるティファに「ちょっとだけ」と答えると、クラウドが目の前の楽譜を読み、たどたどしい手つきでピアノを弾く。
ティファ「私のピアノを弾いたの?」、クラウド「ちょっとだけ」
クラウド:俺だって、がくふくらい読め・・・・・・えっと・・・・・・

ピアノのメロディ
クラウドがピアノで弾くメロディは、終盤でティファが究極リミット技を手に入れる時、役立つので書き留めておいた方が良い。この曲はフィールドや飛空挺ハイウィンドで流れる「FFⅦ」のメインテーマクラウド:ド・・・レ・・・ミ・・・シー・・・ラー・・・ド・・・レ・・・ミ・・・ソ・・・ファ・・・ド・・・レ・・・ド・・・いいや、もう
聴いてみる:

宿屋の主人の話
宿屋の主人「なんだい? クラウドちゃん」、クラウド「セフィロスは?」
宿屋の主人:ああ、2階にいるさぁ
クラウド:泊めてくれ
宿屋の主人:貸し切りだから、構わないよ。でも、自分ちの方が落ち着くんじゃないかい?
クラウド:村の様子を聞かせてくれ
宿屋の主人:村のことねぇ・・・・・・
宿屋の主人:モンスターちゅうのが増えたのは、ここ1年くらいかねぇ
宿屋の主人:それ以外はあまり変わんないよ。こんなちっこい村なんて変わりようないさぁ
宿屋の主人:あの魔晄炉造っている頃が一番華やかだったよ
宿屋の主人:・・・・・・造ってる頃はねぇ
宿屋の主人:完成してからは駄目さぁ
宿屋の主人:何年もしないうちに、お山の木、枯れちゃったもんねぇ
宿屋の主人:魔晄炉なんてねぇ、良かったのかねぇ、悪かったのかねぇ・・・・・・
宿屋の主人:悪かったちゅうのは簡単さぁ。でも、今さらねぇ・・・・・・
宿屋の主人:とりあえず、モンスター達がいなくなればねぇ
宿屋の主人:そうすりゃ、ちょこっとは良くなるさぁ

武術家ザンガン
ザンガン:・・・・・・ふむふむ
ザンガン:モンスター退治にやってきた神羅の人間だな?
クラウド:あんたは?
ザンガン:私はザンガン。世界中の子供たちに武術を教える旅をしている
ザンガン:弟子は世界中に128人!
ザンガン:この村ではティファという女の子が私の弟子になった
クラウド:ティファだって?
ザンガン:ティファはセンスが良いな。彼女は強くなるぞ
ザンガン:神羅の人間の戦いぶり、しっかり見せてもらうよ
ザンガン:使えるようだったら、ザンガン流格闘術に取り入れるのもいいな
ザンガン:ま、しっかりやってくれ

セフィロスの見覚え
セフィロスが、宿屋2階の窓辺からの風景に見覚えがあると語るのは、彼の生みの母である科学者のルクレツィアが、この部屋で彼を産み育てたため。(この事実はルクレツィアのほこらで明らかになる)
クラウド:何を見ている?
セフィロス:・・・・・・この風景、オレは知っているような気がする
兵士:ベッドがひとつ足りない・・・・・・
セフィロス:・・・・・・・・・・・・
セフィロス:・・・・・・明日は早いぞ。そろそろ眠ったほうがいいな
クラウド:ああ、そうしよう
セフィロス:魔晄炉へのガイドは手配しておいた
セフィロス:若い娘らしいが、たよりにしていいものか・・・・・・

宿屋で寝坊したのは
回想場面では、クラウドが宿屋に泊まったように思えるが、宿屋に泊まり寝坊したのはザックス。実際のクラウドは実家に泊まっており、これは宿屋のベッドが3人分だけで、主人から自宅に泊まるよう勧められていた事や、エアリスの家に泊まった時、5年前のクラウドが実家のベッドで寝た事を思い出していた場面から明らかである。
セフィロス:ガイドが来たら出発だ
ティファパパ:セフィロス、聞いてくれ。もしものことがあったら・・・・・・
セフィロス:・・・・・・安心してくれ
ティファ:だいじょうぶだから、パパ!
ティファ:つよ~いソルジャーがふたりもいるのよ
ティファ:ティファです。よろしくおねがいします!
クラウド:ティファ! あんたがガイド!?
ティファ:そういうこと。
ティファ:この村で一番のガイドといえば私のことでしょうね
クラウド:でも、危険すぎる! そんなことにあんたを巻きこむわけにはいかない!
セフィロス:おまえが守ってやれば問題はなかろう
セフィロス:・・・・・・では、行こうか
男性:あの・・・・・・

写真撮影
セフィロス達がニブル山に出発する直前に撮影された記念写真は、のちにクラウドの記憶が偽りのものである事を示す重要な証拠品となる。実際に撮影されたのは、セフィロスとティファとザックスで、写真の中にクラウドはいない。
男性:セフィロスさん! 記念に写真を1枚
男性:ティファちゃんからもたのんでくれないかな・・・・・・
男性:いきますよ~!
ティファを挟んでクラウドとセフィロスが男性の撮る記念写真に収まる
男性:はい、どうも!
男性:写真できたら みなさんにあげますからね!

ニブル山中に建てられた魔晄炉
ニブル山に建てられた魔晄炉
魔晄炉はニブル山の中に造られていた
魔晄炉はニブル山の中に造られていた
ニブル山中に建てられた魔晄炉
ニブル山の寒々とした空気、変わっていなかったな・・・
ニブル山の寒々とした空気、変わっていなかったな・・・
ニブル山の寒々とした空気、変わっていなかったな・・・
ニブル山中に建てられた魔晄炉

その他の場面
ニブルヘイムに到着した、セフィロス・クラウド・神羅兵士2名
ティファの家に入ったクラウド
ニブル魔晄炉調査の朝、集合場所に行くクラウドと男性

動画で見てみる▼
BGM:♪不安な心
先頭に戻るページの先頭に戻る

前に戻る  カーム(クラウドの過去)ニブル山~ニブル魔晄炉(5年前)  次へ進む

トップページ
トップページへ

アドラブルアーツ
クラウド・ストライフ

セフィロス

ティファ・ロックハート

エアリス・ゲインズブール

Amazon販売スクウェア・エニックス ファイナルファンタジーVIIストア
Amazonストア:ファイナルファンタジーVII

先頭に戻るページの先頭に戻る

コメント

このブログの人気の投稿

壱番街駅

ゴンガガ、悲しみの村

コスモキャニオン(星命学の聖地)

ゴールドソーサー(娯楽の殿堂)

コレルプリズン(砂漠の監獄)

神羅屋敷