八番街～七番街スラム

八番街全景
ミッドガル最終列車で移動していたアバランチ一行と合流したクラウド。 七番街スラムの酒場「セブンスヘブン」外観
八番街に出た反神羅グループ「アバランチ」は、列車に乗って七番街スラム駅を目指す。一方、クラウドは花売りの女性エアリスと出会う。

エアリスとの初対面。
花を買った方が好印象。壱番魔晄炉爆破の影響で、車が横転している等、路上は散乱している。
花売り「ねえ」
花売り「何があったの」、クラウド「気にするな･･････それより」
クラウド「花なんて、めずらしいな」
花売り「あっ、これね。気に入ってくれた？ １ギルなんだけど、どう？」
クラウド「もらおう」
花売り「わあ、ありがとう！」
花売り「はい！」

『ポーション』を入手。
落ちている「ポーション」を拾う。

神羅兵に呼び止められたクラウド。
戦って勝てば経験値・ギルは得られるが、逃げても結末は同じなので、戦わずに先を急ぐ。
兵士「おい！　そこの男！！」
クラウド「神羅兵か･･････」「めんどくさいから逃げる」
兵士「待て！！」
クラウド「めんどくさいから逃げる」
クラウド「めんどくさいから逃げる」
兵士「ここまでだな」
クラウド「残念だが、おまえらの相手をしてるほどヒマじゃないんでな」
兵士「たわごとを･･････よし捕らえろ！！」

最終列車に飛び乗り、神羅の追っ手を振り切る。
神羅の追っ手に包囲されたクラウド。
ちょうど現れた最終列車に飛び乗り、その場をやり過ごす。
最終列車に飛び乗ったクラウド。

最終列車の中。
待ち合わせ場所の八番街駅に現れなかったクラウドについて、アバランチのメンバーがそれぞれの思いを語る。
ウェッジ「クラウドさん　こなかったっすね」
ビッグス「クラウド･･････やられちまったのかな」
バレット「ケッ･･････！！」
バレット「あの野郎が金ももらわねえで、いなくなるわけねえだろ！！」
ジェシー「クラウド･･････」
ビッグス「なあ、クラウドってさ･･･」
ビッグス「最後まで、おれたち･･･アバランチのために戦ってくれんのか？」
バレット「さあな･･････知らねえよ」
バレット「チッ！！お前らがもう少し頼りになりゃよ･･････」
バレット「あんな野郎、雇わねえでもいいんだがな･･･」
バレット「あ、バレットさん　俺たちの給料･･････」
ウェッジ「や、なんでもないっす･･･」
アバランチの面々「ふっ～～･･････」

クラウドが列車外から飛び乗り、合流。
ドアが開いて、クラウドが列車に入ってくる
ビッグス「クラウド！！」、ウェッジ「クラウドさんっ！」、ジェシー「クラウド･･････」
クラウド「約束の時間に遅れたようだ」
バレット「おい！遅刻野郎！！」
バレット「ずいぶん派手なおでましじゃねえか」
クラウド「そうでもない。 ふつうだ」
バレット「ケッ！！」
バレット「心配させやがって　勝手な野郎だ！」
クラウド「ほう･･････？ 心配してくれたのか」
バレット「なにっ！！」
バレット「チッ･･････遅刻のぶんは報酬からひくからな」
バレット「おい、おめえら！」
バレット「場所変えるぞ。ついてこい！」
ウェッジ「あっ、クラウドさん！！ おつかれっす！」
ビッグス「へへ･･････クラウド！ 次の作戦も、がんばろうな」
ジェシー「あぶないから閉めとくね」
ジェシー「やだ！クラウド！！ 顔、まっくろ･･････」
ジェシー「はい、できあがり！」
ジェシー「ね、魔晄炉で助けてくれてありがとう！」

一般車両へ移動。
アバランチの面々が移って来た時、ため息をもらすスーツ姿の男性は、神羅カンパニーに勤める課長。ミッドガルと、その下に出来たスラム街は神羅が敷設した鉄道で結ばれ、通勤サラリーマンの足になっている。
ミッドガル８番街ステーション発最終列車～　終点、スラム７番街列車墓場駅～　到着予定時刻はミッドガル時０時23分･･････
神羅課長「これだから終電はまいるよ･･･。はあ･･････」
ジェシー「ね、クラウド。いっしょに見ない？」
ジェシー「ミッドガル列車路線図ディスプレイ。二人で見ればきっと楽しいと思うの。私、説明してあげるね」
ジェシー「私、こういうの好きなのよ。爆弾とかモニタ画面とかハイテク関係」

ミッドガル列車路線図ディスプレイ
ジェシー「さ、はじめるわよ」
ジェシー「これが魔晄都市ミッドガルの全景フレームモデルね」
ジェシー「スケールはだいたい1/10000ってとこかな」
ジェシー「上のプレートは、地上から約50Ｍ離れているの」
ジェシー「プレートを支えてるのは中心の大きな支柱と各区画に建てられた柱･･････。柱は、機械塔とも呼ばれてるわ」
ジェシー「ヒソヒソ･･････（爆破した壱番魔晄炉が北のはずれにあるの）」
ジェシー「そこから順番に２，３･･････８番魔晄炉まで ８つの魔晄炉がミッドガルの電力供給を支えているのよ」
ジェシー「それぞれの街には、名前もあったんだけど、ミッドガルに住む人は誰も覚えちゃいないわ」
ジェシー「名前なんかより、番号で呼ぶの。そういうところなのよ、ここは。」
ジェシー「ふぅ･･･、次はこれ！ほら、見て」
ジェシー「私たちがいま乗ってる列車のルートがこれよ」
ジェシー「プレートを支えている大きな柱に螺旋状にレールが通ってるの。今は柱のちょうど真ん中あたりね」
ジェシー「各通過ポイントにはＩＤ検知エリアが設置されてるの」
ジェシー「乗客すべての身分やらなにやら全部！神羅ビルのホストコンピュータと連動してチェックされちゃうわけよ」
ジェシー「ひそひそ･･････（私たちはどう見たって不審人物ニセのＩＤで通過してるの）」

ID検知エリア通過サイン。
この後、ジェシーに話しかけると、手作り作品をプレゼントしようかと言われる。
ID検知エリア通過サイン発動。
ジェシー「噂をすれば、ね」
ジェシー「この光がＩＤ検知エリアのサインなの」
ジェシー「ひそひそ･･････（暗くなるからチカンが多いのよ。ＩＤ検知エリアは･･････）」
ジェシー「ま、それはさておき。もうすぐ地上に帰れるってわけ。なんだか、ホッとするね」
ジェシー「そうだ、クラウド」
ジェシー「今度、私の手作り作品をプレゼントしちゃおうかな」、クラウド「楽しみにしてるよ」
ジェシー「うん、じゃ、腕によりをかけてドッカ～ンと制作するわ」
ジェシー「もうすぐ駅に着くね。クラウドといっぱい話せて燃えたわ。私、導火線に火がついたかもよ」

移り変わる景色を眺めるアバランチ一行。
天空に浮かぶ華やかなプレート都市は、その下に広がる暗いスラム街を犠牲に成り立っている。
バレット「見ろよ･･･地上が見えてきたぜ。ひるも夜もねえ、オレたちの街がよ」
バレット「ミッドガルのプレートさえなけりゃなぁ･･･。でっけえ空がおがめんのになあ」
クラウド「空中に浮かぶ都市か･･････。おちつかない風景だな」
バレット「はあ？　あんたがそんなふうに感じるとはな」
バレット「･･････意外だぜ」
バレット「上の世界･･････プレート都市･･････」
バレット「あのくさったピザのせいで下の人間がどんなに苦しんでることか･･････」
バレット「下の世界は今じゃあ汚された空気のたまり場だ」
バレット「おまけに魔晄炉はどんどんエネルギーをくみ上げちまう」
バレット「おかげで土地は枯れる一方だ。空気をきれいにする力もなくしちまった」
クラウド「どうしてみんな上へ移らないんだろう･･････」
バレット「さあな。金がないからだろ。いや、それとも･･････」
バレット「どんなに汚れていても地ベタが好きなのかもな」
クラウド「わかってるさ･･･。好きでスラムに住んでるやつなどいない」
クラウド「みんな、この列車と同じ。敷かれたレールには逆らえないんだ」

七番街スラム駅に到着。
バレット「おう！！みんな、集まれ！！」
バレット「今回の作戦は成功だ。だがな、気を抜くなよ」
バレット「本番はこれからだ！あんな爆発でびびるな！」
バレット「次はもっと派手にかますぞ！」
バレット「アジトに集合だ！！いくぞ！」

七番街のプレート支柱に寄り道
七番街の支柱（全景）

「ここは支柱の眺めが素晴らしい場所」と教えてくれる男性。
男性「おっ！！おっとっと！！」
男性「ああ、なんてことを！！　じゃましないでくれよ･･････ったく！」
男性「ん？　あんたも見にきたのか？」
男性「上で爆発テロがあったんだってよ。この柱がぶっとんだら、このスラムも終わりだからな･･････」
男性「まあ、心配するだけむだだったな」
男性「なぁ！！見てみろよ。いつ見ても、どでかい柱だなぁ」
男性「ほら･･････。なんだか、素敵で不思議な場所だろ。」
男性「オレの場所だが、たまには見にきてもいいぞ。　じゃな！！きょうだい！」
バレット「おい、クラウド　こっちだ！」

七番街スラムの酒場「セブンスヘブン」に到着。
ミッドガルのプレートによって日光を遮られ、スラム街は真昼でも闇に覆われている。ほとんどの建物は廃棄物で作られている。
バレット「ヘヘ･･････」
バレット「幼馴染にはやく会いてえか？」、クラウド「幼なじみ？」
バレット「ヘッ！！　とぼけちゃってよ」
バレット「いのかねえ･･･」
バレット「よし！　先に入ってろ」

その他の場面
八番街で花を売るエアリス
初対面の後、別れたクラウドとエアリス
壱番魔晄炉の爆破により、八番街には、逃げ回る人やアバランチからの警告文を読む人などがいる。
最終列車の一般車両に移って来たアバランチ一行。
神羅カンパニーに勤める社員の典型である神羅課長。
七番街スラム駅に到着したアバランチ一行。
七番街スラム全景
七番街スラムの酒場「セブンスヘブン」に入るクラウド。

動画で見てみる▼
（BGM：♪不安な心）
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