セブンスヘブン、アバランチアジト

七番街スラムの酒場「セブンスヘブン」に集まったアバランチ   7年前、故郷ニブルヘイムで、「ソルジャーになる」と宣言するクラウドに、ティファは彼女が困ったら助けに来ると約束をさせた。
アバランチアジトで会議  

壱番魔晄炉の爆破に成功したアバランチ一行はアジトに帰還。これを最後に身を引こうとするクラウドを引き留めようと、幼なじみのティファは、七年前に交わした「約束」を思い出させる。

七番街スラムの酒場「セブンスヘブン」
クラウドの幼なじみのティファがバレットの娘マリンとともに仲間の帰りを待っていた。エアリスから買った花はマリンにあげる方が他意が無く良さそう。
マリン「とうちゃん!!」
ティファ「ほら、マリン!クラウドにおかえりなさいは?」
ティファ「おかえりなさい、クラウド。作戦はうまくいったみたいね」
ティファ「バレットとはケンカしなかった?」 クラウド「ガマンした」
ティファ「ふ~ん。クラウドもおとなになったのね。子供のころは、すぐケンカだったのに」
ティファ「あら?お花なんてめずらしいわね」
ティファ「スラムじゃ、めったにさかないのよ」
ティファ「でも・・・・・・」
ティファ「プレゼントに、お花なんて クラウド、そうなんだ~」
クラウド「そんなんじゃないさ。 マリン、あげる」
マリン「とうちゃん、おかえり!」
バレット「おう、ただいま」
バレット「ん?どうしたんだ、その花は?」
マリン「・・・・・・クラウドにもらったの」
バレット「そうか・・・・・・」
バレット「マリン、ありがとうは言ったのか?」
マリン「・・・・・・・・・・・・」
マリン「お花、ありがとうね、クラウド」
マリン「ちゃんとお世話するからね」
ティファ「バレット、ごくろうさま」
バレット「おう!!」
バレット「おめえら!!会議をはじめっぞ!!」

カウンター席でクラウドをねぎらうティファ。
ティファ「どうぞ、すわって」
ティファ「ねえ・・・・・・」
ティファ「何かのむ?」 クラウド「キツいの、くれないか」
ティファ「まってて。いまつくるから」
ティファ「なんだか、ほっとしちゃった。クラウドが無事もどってきて」
クラウド「急にどうした? あのていどの仕事、なんでもないさ」
ティファ「そうね・・・・・・」
ティファ「クラウド、ソルジャーになったんだもんね」
ティファ「・・・・・・今回の報酬なんだけど バレットからもらってね」
ティファ「そうするよ。報酬をもらえば、また、お別れだな」
ティファ「ねえ、クラウド。気分はどう?」
ティファ「・・・・・・ふつうさ。どうしてそんなことを聞く?」
ティファ「ううん、なんでもない。ただ、つかれてないのかなって・・・」

アバランチアジト
酒場の地下1階がアバランチの活動拠点。元ソルジャーを誇るようなクラウドの態度がバレットの癇にさわり、またしても口論に。
バレット「おい、クラウドさんよ。聞きたいことがあるんだ」
バレット「きょう、オレたちが戦った相手にソルジャーはいたのか?」
クラウド「いや、いなかった。それは確実だ」
バレット「ずいぶんと自信たっぷりじゃねえか」
クラウド「もしソルジャーと戦っていたら あんたたちが生きてるはずないからな」
バレット「自分が元ソルジャーだからってえらそうに言うんじゃねえよ!」
バレット「確かにおまえは強い」
バレット「おそらくソルジャーってのはみんな強いんだろうさ」
バレット「でもな、おまえは反乱組織アバランチにやとわれてる身だ。神羅のかたを持つんじゃねえ!」
クラウド「神羅のかたをもつ? 俺はあんたの質問に答えただけだ」
クラウド「俺は上で待っている。報酬の話がしたい」
ティファ「待って、クラウド!」
バレット「ティファ!そんなやつ放っておけ!」
バレット「どうやら神羅に未練タラタラらしいからな!」
クラウド「だまれ!」
クラウド「俺は神羅にもソルジャーにも未練はない!」
クラウド「でも、かんちがいするな!」
クラウド「星の命にも、おまえたちアバランチの活動にも興味はない!」

クラウドを引き留めるティファ
ティファ「クラウド、おねがい。力をかして」
クラウド「ティファ・・・・・・わるいけどさ」
ティファ「星が病んでるの。このままじゃ死んじゃう」
ティファ「誰かがなんとかしなくちゃならないの」
クラウド「バレットたちがなんとかするんだろ? 俺には関係ないさ」
ティファ「あ~あ!本当に行っちゃうんだ!」
ティファ「かわいい幼なじみのたのみもきかずに行っちゃうんだ!」
クラウド「・・・・・・わるいな」
ティファ「・・・・・・約束も忘れちゃったんだ」
クラウド「約束?」
ティファ「やっぱり忘れてる」
ティファ「思い出して・・・・・・クラウド。あれは7年前よ・・・・・・」

7年前、故郷ニブルヘイムの給水塔で交わした約束
(クラウド:16歳、ティファ:15歳の時)
ティファ「ほら、村の給水塔」
ティファ「覚えてる?」
クラウド「ああ・・・・・・あの時か」
クラウド「ティファ、なかなか来なくてちょっと寒かったな」
給水塔で一人、ティファを待つクラウド。
ティファ「お・ま・た・せ」
ティファ「な~に? 話があるって」
クラウド「俺・・・・・・春になったら村を出てミッドガルへ行くよ」
ティファ「・・・・・・男の子たちって み~んな村を出てっちゃうね」
クラウド「俺はみんなとはちがう。ただ仕事をさがすだけじゃない」
クラウド「俺、ソルジャーになりたいんだ」
クラウド「セフィロスみたいな最高のソルジャーに」
ティファ「セフィロス・・・・・・英雄セフィロス、か」
ティファ「ソルジャーになるのって難しいんでしょ?」
クラウド「・・・・・・しばらくのあいだ村にはもどれないな、きっと」
クラウド「・・・・・・うん?」
ティファ「大活躍したら新聞にものるかな?」
クラウド「がんばるよ」
ティファ「ね、約束しない?」
ティファ「あのね、クラウドが有名になって その時、私が困ってたら・・・・・・」
ティファ「クラウド、私を助けに来てね」
クラウド「はぁ?」
ティファ「私がピンチのときにヒーローがあらわれて助けてくれるの」
ティファ「一度くらい経験したいじゃない?」
クラウド「はぁ?」
ティファ「いいじゃないのよ~! 約束しなさい~!」
クラウド「わかった・・・・・・約束するよ」
7年前、給水塔で約束を交わしたクラウドとティファの頭上に現れた流れ星

次の作戦への協力を約束するクラウド
ティファ「思い出してくれたみたいね 約束」
クラウド「俺は英雄でも有名でもない。約束は・・・・・・守れない」
ティファ「でも子供のころの夢を実現したでしょ? ちゃんとソルジャーになったんだもの」
ティファ「だから、ねっ! 今度こそ約束を・・・・・・」
バレット「おいちょっと待て!ソルジャーさんよ」
バレット「約束は約束だからな! ほら、金だ!!」
バレットのへそくり1500ギルを手に入れた!
クラウド「こんなしけた報酬 じょうだんじゃないな」
ティファ「え? それじゃ!!」
クラウド「次のミッションはあるのか? 倍額の3000でうけてやってもいい」
バレット「なんだと!・・・・・・!」
ティファ「いいから いいから」
ティファ「ヒソヒソ・・・・・・(人手に困ってるってのが本音でしょ?)」
バレット「う・・・・・・ぐぅ・・・・・・(残りのへそくりはマリンの学費だぞ・・・・・・)」
バレット「2000だ!」
ティファ「ありがとう、クラウド」

その他の場面
酒場「セブンスヘブン」に入った直後のクラウド。
マリンに花をあげた直後
ティファがキツい酒をクラウド作ったところ
口論を聞いて心配したティファが1階から駆けつけ、その場を収めようとするが、クラウドの冷ややかな態度は続く。
7年前、故郷ニブルヘイムの給水塔で「ソルジャーになる」とティファに宣言するクラウド

動画で見てみる▼
BGM:♪ティファのテーマ、♪お休み、また明日
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